串中弔士は日常揺るがしたかった。わざとお弁当を忘れてみたり、だれかに告白しようとしてみたり。そんななか、彼の通う中学校で殺人事件が起こった…。
「きみとぼくの壊れた世界」と世界を同じくするミステリー。なのだが、それよりも個人的には、言葉遊びの方が面白かった。特に最初の方の弔士とその姉の小串のやりとりは電車の中で読めないくらい笑えてしまった。楽しむという面ではそれで十分だけど、それだけだったら物語じゃなくなるってのが惜しいところだ。
- 西尾維新: 不気味で素朴な囲われた世界, 講談社ノベルス, 講談社, 2007.
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